BEAUTY
2017.10.13 Fri

分かると面白い!シャンプーの成分表はここがポイント!

ドラッグストアへ行けば、シャンプーがびっしり並んでいて、何を買うか迷ってしまいますよね。そんな時、口コミを参考にする方も多いのではないでしょうか。

口コミの情報はとっても便利な反面、ある人が「このシャンプーすごくよかった!」と言っていたからといって、必ずしもその商品が自分に合うとは言い切れないですよね。

 

そんなとき、少しでも成分表に関する理解があると、リサーチの手助けになります。この記事では、シャンプー選びをより確かなものにするための成分表の基礎知識をご紹介します。そもそもシャンプーって何でできてるの?という疑問から、知っているようで知らなかった界面活性剤の働きについてご紹介します。

 

意外とシンプル?シャンプーは3つの要素でできている

 

そもそもシャンプーは何で出来ているかをご存知ですか?

成分表はカタカナで埋め尽くされていますが、大きく分けるとシャンプーに含まれる成分は3つに分類することができます。

 

なんと、半分以上が「水」で構成されているのです。

 

水【60%】・・・シャンプーのベースの素材
界面活性剤【30%】・・・汚れを落とす役割
その他【10%】・・・の成分を補助する成分や防腐剤、香料など

 

成分表の苦手意識をなくそう!

 

カタカナの呪文でビッシリと埋め尽くされた成分表。苦手意識を持たれている方が多いのではないでしょうか。細かい成分内容が分からなくても、ポイントを知っておくだけで意識は変わっていくもの。配合成分がどのように書かれているのか、実際の成分表を見てみましょう!

 

今回はラ・カスタ アロマエステ ヘアソープ35を例に説明します。現在、薬事法では、【化粧品】は「全成分表示」が義務付けられています。たとえ配合したのが0.1%であっても配合されるすべての成分を記載しなければならないルールがあります。

 

ポイントは、成分表の順番です。1番最初に書かれる成分の量が最も多く、1番最後に書かれる成分の量が最も少ない、ということになります。

 

 

上の画像を見ていただくと、1番はじめに書かれているのは「水」。

ということは、その製品に「どんな水を使っているか」ということが隠れたチェックポイントとなるわけです。ちなみに、このシャンプーでは、日本の名水百選にも認定されるまろやかな北アルプスの天然水を使用しています。

 

しかし、成分表には、シンプルに「水」としかかかれません。成分の60%を水が占めるので、ぜひメーカーのサイトやパンフレットで「水へのこだわり」をリサーチすることをおすすめします。

 

その次に書かれている②で囲ってある成分は、最近よく耳にする「界面活性剤」です。

③の赤枠内はというと、なにやらたくさんの成分がかかれていますが、これらはすべて「その他」に値するもの。これだけたくさん書かれていても、すべてあわせて10%ほどしか配合されていない成分なんです。このシャンプーには、ローズマリー葉油やアボカド油など、なじみのあるハーブや植物が使われていることが読み取れます。

 

界面活性剤は悪者!?

 

界面活性剤にはあまり良いイメージがないかもしれませんが、多くの化粧品に配合されている成分であると同時になくてはならない成分なのです。そもそも、界面活性剤とは、異なる2つの物質を混ざりやすくする成分のこと。分かりやすいように、マヨネーズを例に挙げて説明します。

 

マヨネーズは酢と油と卵でできていますが、通常、酢と油は水と油なので混ざらずに分離してしまいます。そこに卵が加わると、クリームのような状態を保つことができます。これの現象を「乳化」といい、ここでいう卵の役割を果たすのが「界面活性剤」となります。

 

界面活性剤と聞くと、マイナスイメージを抱く方が多い印象ですが、決してそんなことはありません。化粧品やシャンプーには欠かせない成分のひとつですので、気にしすぎるのもよくありませんよ。

 

ご参考までにシャンプーによく使われる3種類の界面活性剤をピックアップしました。ご自分の髪のタイプや洗い上がりの好みに合わせてチョイスしてみてくださいね。

 

■アミノ酸系界面活性剤 ⇒ 優しい洗浄力で低刺激
・ココイルグルタミン酸Na
・ココイルメチルアラニン酸Na
・ココイルサルコシン酸Na など

 

■高級アルコール系界面活性剤 ⇒ 洗浄力が高く、泡立ちが良い
・ラウリル硫酸ナトリウム
・ラウレス硫酸ナトリウム など

 

■オレフィン系界面活性剤 ⇒ 洗浄力が高く・泡立ちが良いが高級アルコール系よりマイルドに作用する
・オレフィン(C14-C16)スルホン酸Na など

 

オシャレでかわいいパッケージは目を引きますが、ぜひシャンプーの裏側にも注目してみてくださいね。