BEAUTY
2017.12.20 Wed

髪がパサつく30代のための、毛髪の構造から考えるヘアケアのポイント

朝セットしたときはツヤがあったのに、仕事から帰って鏡を見ると、枯れ木のようなパサパサヘアになっていた経験はありませんか?

 

1日中ツヤめく髪でいたいけれど、苦戦している方も多いのではないでしょうか。1年中うるおいの絶えない髪でいるためにはどうしたらよいのでしょうか?毛髪の構造を理解し、対策を考えていきましょう。

 

毛髪内部は、のり巻きに似ている?

 

まずは、毛髪の構造を学びましょう。

 

毛髪の内部は3段構造になっており、よくのり巻きに例えられます。毛髪の一番外側の層(海苔の部分)は、みなさんもよく耳にする「キューティクル」です。髪の表面を覆うキューティクルの状態が髪のツヤに大きく関わります。

 

その下には「コルテックス」という中間層(ご飯の部分)があります。髪の体積の大部分を占め、毛髪のハリなどに影響するといわれており、髪の強さやしなやかさはコルテックスによって決まるといわれます。中心部には髪の芯(具の部分)である「メデュラ」があります。

 

 

外側を覆っているキューティクルはツヤを左右するだけでなく、コルテックスの水分を閉じ込める働きや外部の刺激から守る働きがあります。キューティクルはウロコ状に重なり合っていますが、そのひとつひとつの細胞はとても薄く、摩擦に弱い特徴を持っています。特に、髪は濡れると摩擦の刺激を受けやすいため、濡れた髪のブラッシングは厳禁です!

 

また、ヘアアイロンなどによる熱にも注意が必要です。高熱を当て続けることでキューティクルが溶けることがあり、その部分からタンパク質が流出します。最悪の場合、枝毛・切れ毛につながってしまうこともあるため、キューティクルを保護することは、ツヤ髪を保つための重要なポイントなのです。

 

やりすぎ注意!シャンプーの回数やお湯の温度をチェック!

 

「髪に良さそう!」と思い、毎日せっせとおこなっているケアも、やりすぎると逆効果なことがあります。

 

たとえば、シャンプー。1日に何度もシャンプーを行っていませんか?特に整髪料をたくさん使った日は、汚れが落ちていないような気がして、2度洗いしたくなりますよね。

 

 

ですが、過度なシャンプーは髪や頭皮に必要な油分まで洗い流してしまい、かえって頭皮が乾燥しやすくしてしまいます。そんな時は、2度シャンプーをするのではなく、時間をかけて予洗いをすることをおすすめします。

 

また、熱いお湯で洗い流すとすっきり洗い流せそうですが、これも避けるべき習慣。40℃以上の熱いお湯は髪にとって大きな負担となるため、3840℃のぬるま湯で洗うことをおすすめします。

 

お風呂上がりの保湿ケアでうるおいをたたえた髪へ

 

乾燥知らずの髪に近づくためには、お風呂上りのケアが重要です。

 

お風呂上がりの濡れた髪はキューティクルが開いた状態です。ゴシゴシと力を入れてタオルドライをするとキューティクルを傷つけてしまう恐れがあるため、やさしく水分をオフしましょう。タオルで髪を挟み、吸い取るように圧をかけ、タオルに水分を移していくようなイメージです。

 

十分水分がふき取れたら、毛先を中心に洗い流さないトリートメントをつけましょう。ドライヤーの熱も髪の負担になるため、なるべく短時間で済ませることもポイント。仕上げに冷風を当てると、開いたキューティクルが閉じてツヤツヤになりますよ。

 

 

さらに乾燥が気になる方は、洗い流さないトリートメントをつける前にヘアウォーターで水分補給をしておくと、よりうるおいを閉じ込めることができます。ヘアウォーターはトリートメント ヘアローションのようなタンパク質を配合した商品を選ぶと、髪の強度やハリやコシを与える効果も期待できます。ヘアウォーターは乾いた髪に使うイメージがありますが、濡れた髪にもお使いいただけますので、ぜひお試しください。

 

いかがでしたでしょうか。特にロングヘアの方は毛先に傷みが蓄積してパサパサになりがちです。毎日のケアを習慣にして、ツヤのある若々しい髪を楽しみましょう。