BEAUTY
2018.01.08 Mon

ノーシャンプーや湯シャンはアリ?世界のシャンプー事情から見える日本のバスタイムのあり方とは?

みなさんは毎日髪を洗っていますか?「もちろん!」と答える人がほとんどかと思いますが、世界を見渡してみると毎日洗髪をしている国は少数派。海外セレブ間では、2、3日に1度くらいの頻度でシャンプーすることが流行っているようですし、最近では日本でも「ノーシャンプー」や「湯シャン」という言葉も耳にします。

 

今日は、世界のシャンプー事情やノーシャンプーについて考えてます。

 

日本人はキレイ好き?世界の平均シャンプー頻度は2、3日に1回!?

 

大手市場調査会社のEuromonitorが世界16カ国のシャワー事情を調べたところ、このような結果が出ています。

 


Shower Power Prediction: How many showers does the average American take each week?(March 13, 2015)
via www.gopopro.com

 

平均的には、ほぼ毎日シャワーを浴び、シャンプーの頻度は3、4回というパターン。(イギリスや中国、ドイツ、ロシア、フランス、インドなど)この図で見ると、シャワーを浴びる度に髪を洗っている日本は珍しいようです。中南米ではシャワー好きが多い様子。特にブラジル人は週に10~12回もシャワーを浴びていますが、シャンプーは週に4回程度です。メキシコではシャンプーの比率も高めとなっており、きれい好きな方が多いようです。

 

このように世界の洗髪事情を見ると日本は少数派といえそうですが、洗髪しないことは誰の髪にとっても良いことなのでしょうか?そこには、髪質・気候・水質など、様々な問題が隠れています。

 

海外諸国が毎日シャンプーをしない3つの理由?

 

海外諸国でのシャンプー頻度が低いことに、何か理由があるのではないか?ということで、調べてみました。そこには住んでいる地域の気候や自然環境が大きく関係していました。

 

(1)気候
日本の気候は高温多湿。夏はジメジメとした日が続きます。
欧米諸国は湿度が低く、カラッとした暑さと強い日差しが特徴。
このような気候の違いから、シャンプーの回数を控えめにしている方が多いと見て取れます。

 

(2)水質
欧米諸国の水道水の多くは硬水。日本の水は軟水で、世界的にも水がきれいな国のひとつとして知られています。

海外旅行先で髪質が変わった気がしたり、髪がきしむような気がするのも水質の違いによるもの。

硬水にはミネラル(カルシウムやマグシウム)が多く含まれます。

飲み水としても飲みにくく、場合によってはお腹を壊すこともあります。

 

また、軟水では泡立ちの良い石けんやシャンプーも、硬水ではカルシウムやマグネシウムと反応し「石けんカス」に変化します。

こうなってしまうと洗浄力が低下するだけでなく、洗い流しきれなかった石けんカスによって肌荒れが起きたり、石けんカスを落とそうと力をかけて洗うことで乾燥を引き起こすこともあります。


水に関する様々な情報を発信している「 水を考えるプロジェクト」によると、

 

水道水をそのまま飲める国はわずか13ヶ国といわれています。ヨーロッパは安定していますが、南北アメリカに至っては全滅。
アジアでは日本とアラブ首長国連邦の2カ国だけであることがわかります。
出典: 水を考えるプロジェクト ,日本の水とヨーロッパの水の違いは,(最終閲覧日:2017年2月23日)http://www.mizu-kangaeru.jp/health/europe.html」

 

安心してお風呂に入れること、毎日気兼ねなくシャワーを浴びれることが当たり前になってしまっていますが、実はとってもありがたいことだったんですね。

 

(3)髪質
一般的にアジア人の髪の毛は欧米諸国の方より、太くしっかりとしています。日本人女性の髪の太さは、平均約0.08ミリなのに対し、欧米人の平均は約0.05ミリ。日本人より少し細いようです。髪質自体に違いがあるのですから、同じケアをして効果が得られると考えるのは難しいといえそうです。髪の毛が柔らかく細いこともシャンプーの回数に影響しているのかもしれません。

 

ノーシャンプーや湯シャンが流行っているけれど・・・

 

一度立ち止まって背景を考えてみると、シャンプーの回数を減らすことが必ずしも髪質改善につながるとは言い切れないことがお分かりいただけたと思います。シャンプー剤を使わないでお湯だけで洗い流した方がナチュラルで良いという人がいたり、セレブはあまりシャンプーをしていないと聞くと、マネをしたくなってしまいますが、いったん冷静になり、立ち止まってみましょう。

 

せっかくのリラックスタイムであるシャンプーやお風呂の時間。無理をするのではなく、癒しの時間としてのバスタイムを過ごしていただければと思います。