BEAUTY
2020.01.08 Wed

髪の毛にも寿命があるって本当?若々しさを保つためにできること

 

単なる長生きという意味の寿命ではなく、いつまでも元気で生きるという考え方の「健康寿命」。人間にも寿命や健康寿命があるように、髪の毛にも寿命や健康寿命があることをご存じですか?

 

髪の毛の健康寿命を伸ばし、いつまでも若々しい髪の毛を保つためにできることをご紹介します。

 

 

髪の毛もカラダと同じように、健康に気をつけた方がいい?

 

カラダと同様、髪の毛にも健康な髪・不健康な髪があり、ヘアサイクルが乱れると、髪の毛の寿命が短くなります。とくに女性の場合は更年期時に薄毛を経験する人が多いのですが、これはヘアサイクルの乱れによるもの。

 

そこで、髪の毛の寿命を延ばすためには、ヘアサイクルの乱れを引き起こす原因を取り除くようにしましょう。原因については、後ほどご紹介します。

 

 

髪の毛にも寿命があるの?

 

そもそも、髪の毛の寿命とはどういうことなのでしょうか。髪の毛の一生「ヘアサイクル」から読み解いていきましょう。

 

 

髪の毛の一生「ヘアサイクル」

 

髪の毛は大まかに分けて「成長期・退行期・休止期」の3つのサイクルを経て生まれ変わります。ということは、このサイクルが続く限り、髪の毛は生えてくるということ。このサイクルは、髪の毛の一番根元にある「毛母細胞」の細胞分裂によって起こります。

 

しかし、毛母細胞の分裂回数には限界があり、40〜50回ヘアサイクルを繰り返すと終わりです。ヘアサイクルの長さは男性で2〜5年、女性で4〜6年とされていて、この長さの差は女性ホルモン「エストロゲン」の影響だと考えられています。ヘアサイクルのほとんどは毛母細胞が分裂・増殖して髪の毛が成長する「成長期」で、成長期が長いほど髪は長く太く成長します。

 

その後、成長が止まる2〜3週間の退行期を経て、数ヶ月間の休止期を過ぎると、次に生えてきた髪に押し出されるようにして自然と髪の毛は抜け落ちるのです。ヘアサイクルの乱れとは、成長期が非常に短くなってしまったり、休止期が不自然に長くなってしまったりすることで、髪の毛が十分に成長しなかったり、髪の毛が抜けた後になかなか次の髪が成長してこなかったりします。

 

 

髪の毛は1日にどのくらい伸びる?

 

人間の髪の毛は、1日に約0.3mm伸びるといわれています。1カ月で約1cm、1年で約15cm伸びることになり、髪の毛の寿命を約5年とすると、約75cm伸びるわけです。中には2m以上伸びたという記録も残っていますが、これはかなりの例外と言えるでしょう。

 

また、人間の髪の毛は1本1本でヘアサイクルの期間や時期が異なりますので、脱毛の時期もランダムにずれるため、健康な状態の髪の毛が一度にまとめてごっそり抜けることはありません。

 

 

髪の毛の寿命=毛母細胞の分裂回数×ヘアサイクルの周期

 

前述の「男性の髪の毛の寿命は2〜5年、女性は4〜6年」というのは、ヘアサイクルでいう成長期の期間と考えて良いでしょう。そのため、2年サイクルの人であれば、毛母細胞の分裂回数として2年×40回=80年くらいは持つ計算になります。

 

ところが、成長期間が短くなると髪の毛が細く短くなり、薄毛になってしまうだけでなく、ヘアサイクルが短くなってしまうのです。例えば、ヘアサイクルが1年に短くなると、1年×40回=40年で毛母細胞の分裂回数を使い切り、次の髪が生えてこなくなってしまいます。

 

 

ヘアサイクルが乱れる原因は?

 

 

ヘアサイクルが乱れる原因には、加齢・紫外線・肩こりや冷えやストレスなどによる血行不良・ホルモンバランスの乱れ・過度なダイエット・睡眠不足や生活習慣の乱れによる自律神経の乱れ・頭皮の乾燥などが原因として挙げられます。

 

これらの対処法として、過度なダイエットをしない、生活習慣を見直す、肩こりや冷えを防ぐなどの工夫のほか、頭皮の乾燥を防ぐためのローションを使うのもおすすめです。

 

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髪の毛の抜ける本数が多い場合は要注意!

 

1日に自然に抜ける髪の毛は、なんと50~100本前後もあります。この程度の量であれば全く心配ないのですが、それ以上の髪の毛がごっそり抜けるときは要注意。ブラシにくっつくようにかたまりで抜けてきたり、排水口が埋まったりするほど抜ける場合は、ヘアサイクルが乱れていると考えられます。

 

 

ヘアサイクルの乱れを防ぐには?

 

 

ヘアサイクルの乱れを防ぐには、前述のような乱れの原因を取り除いてあげることが大切です。具体的には、頭皮環境・食生活・生活習慣の3つのポイントから見ていきましょう。

 

 

頭皮環境を整える

 

今生えている髪は、既に死滅した細胞なので太くすることはできません。そのため、頭皮環境を整えることが新しく生えてくる髪を育てる上で非常に重要です。頭皮の皮脂汚れをしっかり洗い流すとともに、前述のローションなどを利用して保湿しましょう。

 

また、育毛効果のあるトリートメントを使ったり、スカルプケアを取り入れたりするのもおすすめです。整髪料やヘアワックス、ヘアスプレーなどを使う場合は、頭皮につかないよう注意しましょう。毛穴づまりの原因になってしまいます。

 

 

食生活の改善

 

食生活では、まずバランスのいい食事を心がけましょう。とくに、髪の主成分はケラチンというタンパク質なので、タンパク質をしっかり摂取し、さらにケラチンの合成をサポートする亜鉛や、血行を促進したり血管や頭皮を丈夫にしてくれたりするビタミン類を摂るのがおすすめです。

 

 

生活習慣の改善

 

睡眠・適度な運動・ストレス対策・禁煙・節酒の5つは、良い生活習慣を保つために大切なことです。これに加えて、偏った食事や少なすぎる食事など、過度なダイエットをしないことも気をつけましょう。ダイエットをする場合、バランスの良い食事と運動が重要です。

 

 

まとめ

 

いつまでも元気な髪を保つためには、体と同じように、髪の毛の健康にも気を使いましょう。髪の毛の寿命に関わるヘアサイクルを短くしないよう、食事や生活習慣の見直しや、頭皮ローションを使うのもおすすめです。