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2020.02.19 Wed

シャンプーの洗浄成分ってどんなものがあるの?おすすめの種類は?

 

シャンプーを選ぶとき、何を基準に選んでいますか?「髪に優しい」「地肌まですっきり」「敏感肌の人にもおすすめ」など、どのシャンプーにもさまざまなアピールポイントがあって、どれがいいのかついつい迷ってしまいますよね。

 

そこで、今回の記事ではシャンプーにとって最も重要な成分である「洗浄成分」についてご紹介します。それぞれの成分の特徴を知って、ぜひ、自分に合ったシャンプーを選ぶための参考にしてください。

 

 

シャンプーの洗浄成分ってどういうもの?

シャンプーの中身は、ほとんどが水と洗浄成分でできています。そのため、自分に合った洗浄成分を配合しているシャンプーを使うことは、そのままシャンプー後の髪の仕上がりの良さにつながるのです。

 

 

シャンプーの主な洗浄成分

 

 

そんなシャンプーの洗浄成分には、以下のような種類があります。詳しく見ていきましょう。

 

 

■α-オレフィン系

 

α-オレフィン系の洗浄成分は、植物油から作られているので、植物由来・天然由来のシャンプーとして、自然派志向や無添加志向の人でも安心して使われています。自然派シャンプーというと、アミノ酸系などどうしても洗浄力が低いイメージがありますが、α-オレフィン系の洗浄成分ならそんなことはありません。

 

以下でご紹介する高級アルコール系と同じくらい、シャンプーの中で最も優れた洗浄力があり、泡立ちもよくスッキリとした洗い心地のシャンプーです。洗浄力が強いシャンプーは頭皮への刺激も心配されることがありますが、α-オレフィン系は高級アルコール系よりも皮膚刺激が弱いので、安心して使えます。

 

α-オレフィン系は40年以上シャンプーの洗浄成分として使われてきた実績がありますが、シャンプーとして使われる程度の配合量において、皮膚への刺激や毒性、重大なアレルギー反応などの報告はほとんどありません。洗浄成分の中では、洗浄力も安全性も高い安心な成分と言えます。

 

 

■高級アルコール系

 

洗浄力・泡立ち・泡のなめらかさといった洗い心地のスッキリさが、市販のシャンプーに多く使われるアミノ酸系・ベタイン系・石鹸系などの中で、洗浄成分が最も優れているのが高級アルコール系です。「高級」と書いてありますが、これは「高価」という意味ではなく、「分子が大きい」という意味で、市販されているシャンプーの多くに含まれています。

 

泡立ちがよく洗浄力が高いことから、乾燥肌や敏感肌の人では必要な皮脂まで洗い流してしまいがちなため、何かと敬遠されがちな成分ではありますが、しっかりと皮脂を洗い流してくれる上に安価で使いやすい洗浄成分です。乾燥肌や敏感肌の人は避けた方が良いですが、一般的な肌質の人ならすすぎ残しにさえ注意すれば、過敏になる必要はありません。

 

 

■アミノ酸系

 

髪の毛を構成する成分と同じ「アミノ酸」から作られた洗浄成分なので刺激性が非常に低く、ダメージを受けた髪をケアしながら洗える「髪の毛に優しいシャンプー」として有名です。適度な洗浄力で髪と頭皮の潤いを守りながら洗い上げるので、シャンプー後は潤って自然なツヤが出ます。

 

一方で、α-オレフィン系や高級アルコール系と比べるとどうしても洗浄力が弱いところは否めません。他の洗浄成分と比べてやや高価ですが、非常に低刺激なため、乾燥肌や敏感肌で普通のシャンプーではどうしても肌トラブルが起こってしまう、という人にはおすすめの洗浄成分です。

 

 

■石鹸系

 

石鹸素地や脂肪酸カリウムなどの成分を主成分とした洗浄成分です。天然成分の石鹸は肌に優しく、かつ洗浄力も高いのが特徴ですが、皮膚トラブルを治療中などの人は医師と相談しながら使う必要があります。石鹸シャンプーはカスが残りやすいことから、しっかりすすぎ落とさないとフケなどの原因になることもありますので、注意しましょう。

 

また、石鹸シャンプーの洗浄力は「弱アルカリ性」で発揮されるので、洗った後はリンスなどで頭皮と髪の毛を元通りの「弱酸性」に戻してあげなくてはなりません。そのため、シャンプーと同じシリーズのリンスやコンディショナーか、お酢やクエン酸が含まれた弱酸性のリンスやコンディショナーで仕上げましょう。

 

 

■タンパク質系

 

シルクやコラーゲンなど、タンパク質からできた洗浄成分です。洗浄力と泡立ちはアミノ酸系と同じように控えめですが、髪の毛の大部分はタンパク質でできているため、ダメージをケアしながら洗えるところが大きなメリットと言えるでしょう。

 

その特徴から「トリートメントのような洗浄成分」と言われることもあります。コラーゲン系はやわらかくしっとりとした洗い上がりに、シルク系はさらっとしてハリやコシのある洗い上がりになります。高価ではありますが、髪質に合う人にとってはそれだけ価値のある洗浄成分です。

 

 

■ベタイン系

 

「両性界面活性剤」という分類の、少し珍しい洗浄成分です。これも洗浄力と泡立ちは控えめですが、髪の毛を柔らかくしたり帯電防止効果があったりと、コンディショニング効果が特徴的。

 

また、ベビーシャンプーにも配合されるほど低刺激なので、乾燥肌や敏感肌の人でも安心して使えます。一方で、洗い上がりをスッキリさせるため、大人用のシャンプーでは他の洗浄成分と併用されることが多い洗浄成分です。

 

 

■グルコシド系

 

「非イオン性界面活性剤」という分類の洗浄成分で、グルコース(ブドウ糖)を原料としているため、糖系の洗浄剤とも言われています。「非イオン性界面活性剤」は基本的に泡立たないので、乳化剤として使われることが多いのですが、この「グルコシド系洗浄成分」に限っては例外的によく泡立つため、洗浄成分として使われるのです。洗浄力も適度で、セラミドなどのお肌の潤い成分は保ちながらも、皮脂汚れはしっかり落とせます。

 

 

おすすめの洗浄成分は?

 

 

以上がそれぞれの洗浄成分の特徴ですが、ほとんどのシャンプーは洗浄成分を何種類か入れ、それぞれの特徴やバランスを見ながら配合しています。そのため、いくつか使ってみて自分に合ったシャンプーを選ぶのが良いでしょう。

 

 

まとめ

シャンプーの洗浄成分はさまざまですが、中でも頭皮に優しいのはアミノ酸系やベタイン系です。乾燥肌や敏感肌、シャンプーによる肌トラブルがなかなか治らないという人には、これらの優しい洗浄成分から試してみてくださいね。

 

 

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