紫外線で老け髪に!?紫外線をたっぷり浴びた日のヘアケアのポイントとは?
パサついてツヤのない髪、褪色した明るい髪、ゴワついてまとまらない髪・・・。他の季節と比べ、夏にこのような悩みが増えてしまうのはなぜでしょうか?
その原因のひとつは「紫外線」です。髪の印象は、見た目年齢をグッと引き上げてしまうため、お顔と同じくらい手をかけてあげるべきパーツです。
夏に蓄積した紫外線ダメージは秋口に現れるといわれているので、ダメージを持ち越さないためには夏のケアがカギとなります。たっぷり紫外線を浴びてしまっても、アフターケアをすれば大丈夫!
そこで今回は、紫外線ケアとして取り組んでいただきたいインバス&アウトバスでのヘアケアのポイントをお伝えします。
<インバス>集中トリートメントはじっくり浸透させて
ダメージを最小限に抑えるためにも、海や山などのレジャーを楽しんだ日には、その日のうちに集中トリートメントを行いましょう。洗い流すタイプのトリートメントは、毛髪の内部に補修成分を浸透させることができるため、効果実感を得やすく、髪のダメージを補修することが可能です。
ただつけるだけでも効果は期待できますが、さらに浸透を高めるつけ方のポイントをご紹介します。
<トリートメントをじっくり浸透させるテクニック>
【1】毛先やダメージが気になる部分にトリートメントをなじませる
【2】目の粗いコームで毛先をとかし、毛先にまんべんなくなじませる
【3】両手で髪をひっぱるようにテンションをかけて浸透させる
【4】ヘアキャップや熱めのお湯を絞ったホットタオルで頭全体を包み、3分~5分時間を置きます。
【5】しっかり洗い流します
残念ながら、たくさんトリートメントをつけても、補修力が高まることはありません。髪にトリートメントが浸透する量は決まっているので、メーカーが推奨している適量を守りましょう。
<アウトバス>キーワードは「水分と油分」
紫外線には髪の表面にあるキューティクルを傷つけてしまう性質があり、そこから水分やタンパク質が流出し、パサつきや切れ毛・枝毛を引き起こします。
洗い流さないトリートメントを使ってケアをしていらっしゃる方は多いかと思いますが、その前に水分とタンパク質の補給をするひと手間を加えることがポイントです。水分と油分を上手に使うことで、さらにしっとりとまとまりのある髪に仕上がります。
お風呂から上がったら、これから紹介するケアをお試しください。
<水分&油分のWケア>
【1】タオルドライした髪に、トリートメント ヘアローションを髪全体に塗布します。両手を使って毛先から中心をなじませるようにつけましょう。
【2】しっかりと揉み込んだら、アロマエステ ヘアエマルジョンなどの洗い流さないトリートメントを塗布します。傷みが気になる部分には重ねづけしましょう。
【3】ややひっぱるように、両手を使って髪にテンションをかけ、それぞれの手を交互に毛先に向かって動かしながら、浸透させます。
10年後も20年後も自信の持てる美髪のためには、毎日の積み重ねが大切です。紫外線ダメージを持ち越さないためにも、インバス・アウトバスでのケアを通じて、じっくり髪と向き合ってあげてくださいね。