パーマヘアの方、必見!パーマの仕組みとおすすめケア方法
石原さとみさんのようなゆるふわヘアに少しでも近づきたい!と思ったとき、欠かせないのがナチュラルパーマやコテでのスタイリング。パーマをかけると、簡単にスタイリングが出来るので朝の時短に繋がる一方で気になるのが髪へのダメージ。パーマ剤は刺激が強いといわれているので、「かけたいけれど思い切れない!」という方も多いのではないでしょうか?今回はパーマの仕組みとおすすめのケア方法についてお伝えします。
1度傷んだ髪は元に戻りません
パーマをかける際、一般的に1剤・2剤と呼ばれる2種類の専用液を使用します。
この専用液を使用して髪が元々持っているアミノ酸、タンパク質などの成分を分解し、成分の結合を変化させ、髪にカールをつけます。ポイントは、パーマ液によって、髪の成分の働きを変える強い力を持っているという点です。当然、髪にとっては大きなダメージとなります。残念ながら髪の毛に自然治癒力は備わっていません。つまり、一度傷んだ髪は元の健康な髪に戻ることができないのです。
枝毛や髪の退色などは「ダメージのサイン」です。髪のダメージは、次第に表面から内部に到達し、頭皮にまで及ぶこともあります。抜毛や薄毛の原因にもなりかねないため、パーマをかけたら、いつも以上にしっかりケアをすることをおすすめします。
美容院で月に1度トリートメントをするよりも、毎日の積み重ねが大切!
美容院でトリートメントをしてもらった後の髪は、まるで自分の髪の毛でないような気持ちになるほどに手触りとツヤが改善しますよね。しかし、1~2日経つと、知らず知らずのうちに「いつもの髪」に戻ってしまっています。即効性があり即実感を得られる反面、効果を持続させることや金銭的な問題があるため、頻繁に行くのは少々ハードルが高い印象ですよね。美は1日にしてならず!という言葉があるように、ヘアケアも毎日の積み重ねがとっても大切です。洗髪後に洗い流さないトリートメントをつけるというシンプルなケアでも、きちんと髪は応えてくれますよ。
■洗い流さないトリートメントの使い方
①まずお好みの洗い流さないトリートメントを毛先にギュッギュッと揉み込みます。
②しっかりと揉み込んだら、手のひらに残ったオイルを髪の表面に手早く塗布します。このとき頭頂部や地肌につかないように注意!
③ドライヤーを乾かした後、①よりやや少なめの量のオイルをなじませます。
お風呂上がりに洗い流さないトリートメントをつけることを習慣にしてみてくださいね。また、お風呂の中で使用するトリートメントもつけ方を少し工夫するだけで浸透力がアップします!続いては、洗い流すトリートメントのおすすめの使い方です。
■洗い流すトリートメントの使い方
①シャンプーが終わったら、水気を切り軽くタオルドライします。
②トリートメント剤を髪に入れ込むイメージで、ギュッギュッと揉み込みます。このとき頭皮に直接トリートメントをつけないよう注意しましょう。
③その後、蒸しタオルで髪をくるんで10分ほど放置します。
④時間が経ったら洗い流します。トリートメントが残らないようにしっかりと洗い流すことがポイントです!
【マメ知識】
蒸しタオルを作るのは少し手間がかかりますので、時間のない方にはキャップがおすすめです。100円均一に売っているので手軽に取り入れられます。
パーマヘアを美しくキープするためにも、毎日のケアはとても大切です。お風呂の中で使うトリートメント、お風呂の外で使うトリートメントをうまく使い分けながら、自宅でのケアを心がけてみてくださいませ。