BEAUTY
2020.01.29 Wed

髪の毛の剛毛・軟毛とは?剛毛を柔らかくするヘアケア方法って?

 

髪の毛の太さや硬さは人それぞれですが、とくに髪の毛はいわゆる剛毛・軟毛と呼ばれる柔らかさの違いがあります。一般的に太くて固い髪の毛を剛毛、細くて柔らかい髪の毛を軟毛と言いますが、具体的にはどんな見分け方があるのでしょうか。また、剛毛の人は髪の毛のゴワつき、パサつきなどのトラブルを抱えやすいものです。

 

そこで今回は、剛毛を柔らかくするためのヘアケアについても同時にご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

 

 

剛毛・軟毛ってどんな髪の毛?

そもそも、剛毛・軟毛とはどんな髪の毛のことなのでしょうか。それぞれの髪質について、軽く解説します。

 

 

■剛毛ってどんな髪の毛?

 

  • 1本1本が硬くてしっかりしている
  • 毛髪の量が多くて、太い(毛髪のタンパク質がしっかり結びついているので、キューティクルに隙間がない)
  • コシがあり、頭皮と毛髪が健康でよく育った、と言える
  • 比較的ボリュームが出やすいが、くせ毛とは限らない

 

 

■軟毛ってどんな髪の毛?

 

  • 1本1本が細く、柔らかい
  • キューティクルが少なく、メラニン色素も少ない
  • キューティクルが少ないことから、枝毛になりやすくダメージを受けやすい
  • 髪の毛のタンパク質の「シスチン結合」が少ないため、パーマがかかりにくく、取れやすい
  • カラーが入りにくい
  • 比較的扱いやすく、日々のセットがしやすい
  • ボリュームは出にくいが、髪の量が少ないとは限らない

 

 

剛毛と軟毛の見分け方はある?

 

 

剛毛と軟毛は、自分の髪質をよく知る行きつけの美容師さんに尋ねる方法もありますが、セルフで簡単にチェックする方法もあります。以下の3つのどれかを試してみましょう。

 

【セルフチェックその1】

○髪の毛1本の両端を持って水平にして、片手を離す。

→ショートヘアの場合、髪の毛がそのまま水平を保っているならば剛毛、下に下がるなら軟毛とわかります。

 

【セルフチェックその2】

○落ちたり抜けた髪の毛の両端を持ち、引っ張ってみる。

→髪の毛が途中でプチンと切れるなら剛毛、伸びるなら軟毛とわかります。

 

【セルフチェックその3】

○髪の毛を1本選り分け、指にくるくると絡めてみる。

→指を抜いた後、すぐにまっすぐ伸びるなら剛毛、しばらくそのままの形状なら軟毛とわかります。

 

 

剛毛と軟毛の違いはなぜ現れる?

では、上記のような剛毛と軟毛の違いはなぜ現れるのでしょうか。

 

 

■髪の毛は3層に分かれている

 

 

髪の毛は、外側から「キューティクル(髪表皮)」「コルテックス(毛皮質)」「メデュラ(毛髄質)」という3つの層に分かれていて、それぞれ以下のような役割を持っています。

 

○キューティクル

・非常に薄い膜で、摩擦や紫外線など外部の影響から髪の毛を保護し、ツヤを与えてくれる。

・ウロコやタケノコの皮と言われるように、無色透明な細胞が互い違いに重なっている。

 

○コルテックス

・毛髪の80〜90%という大部分を占め、髪に弾力性や柔軟性を与えてくれる。

・薬品に対する抵抗力が弱いので、カラーやパーマなどの影響を受けやすい。

・メラニン色素を多く含むので、地毛の黒さや明るさはこの層によるもの。

 

○メデュラ

・毛の中央部にあるが、毛によってはところどころ切れていたり、全く存在しなかったりする。

・太い髪はメデュラがあるものが多く、細い髪にはメデュラがないものが多い。

 

 

■剛毛と軟毛の差はキューティクルにあった!

 

上記の3層のうち、剛毛と軟毛を分けるのは最も外側の「キューティクル」の層です。コルテックスやメデュラの層の厚さ、太さは人によって大きな違いがあるわけではなく、とくに個人差が大きいのはキューティクルの層の厚さだとわかっています。

 

つまり、キューティクルが厚ければ厚いほど、髪を保護する「表皮」の部分が分厚くなるので剛毛となり、キューティクルが薄いと、表皮も薄くなるので軟毛となるのです。ですから、剛毛の人は軟毛の人と比べ、髪を保護する部分が厚く、髪にハリがあるとも言えます。

 

 

剛毛を柔らかくするためのヘアケア方法とは?

 

 

剛毛は、キューティクルの層が分厚いことがわかりました。では、剛毛を柔らかくするために、どんなヘアケア方法があるのでしょうか。

 

 

■ポイントは「水分量」と「油分量」のバランス

 

髪の毛には、通常一定の水分が含まれているのですが、季節によって乾燥したり、汗などによって毛穴がつまったりすると、髪の毛の水分量が減って保湿力が失われ、パサパサとした髪質になってしまうのです。この水分量と油分量の良いバランスを保つことで、太くしっかりした剛毛でも、なめらかで柔らかい触り心地を目指せます。

 

 

■シャンプーにも気をつけよう

 

水分量と油分量のバランスを保つためには、まずシャンプーから見ていきましょう。髪の毛の水分量を保つと言われている「セラミド」が含まれている「アミノ酸系シャンプー」を使えば、髪の毛に必要な油分を落としすぎることなく、うるおいを保って水分を逃しません。

 

セラミドには、水分と油分をコントロールする成分も含まれているため、髪の毛の柔らかさ・しなやかさを引き出してくれるのです。

 

 

■洗い方

 

剛毛・軟毛、どちらにもいえることですが、シャンプーのときに、指の腹で頭皮マッサージも同時にするのもおすすめです。頭皮が柔らかくなり、毛穴に詰まっていた老廃物も流れやすくなります。また、シャンプーの後は、すすぎ残しがないようによくお湯で洗い流しましょう。

 

 

■トリートメントで髪の毛の内側からケアしよう

 

トリートメントには、髪の毛の保湿成分以外に、髪を修復する成分も含まれています。また、洗い流さないトリートメントを使えば、日中も外部の刺激から髪の毛を守ってくれるのでおすすめです。

 

 

まとめ

剛毛・軟毛はキューティクルの厚さによって決まり、変えることはできません。しかし、水分量と油分量のバランスを保つことで、なめらかで柔らかい手触りにすることはできます。ぜひ、シャンプーの種類や方法を見直して、トリートメントでケアしましょう。