BEAUTY
2020.03.11 Wed

白髪防止のポイントは5つ!頭皮環境やシャンプー、食べ物を見直そう

 

加齢とともにどうしても増えてきてしまう白髪は、見た目年齢に大きく影響してしまうため、できるだけ予防したいものですよね。とくに、30代や40代のまだまだ働き盛りの人にとって、白髪があるのは気になってしまうもの。しかし、数本見つかった程度で諦めるのはまだ早いです。

 

今回ご紹介する、白髪防止のポイントをしっかりケアし、早いうちから白髪になるのを遅らせておきましょう。

 

 

そもそもなぜ白髪ができるの?

髪の毛のうち、毛根に近い部分のことを「バルジ領域」と言いますが、通常、このバルジ領域にある「毛包幹細胞」と「色素幹細胞」が正しく働くことで、黒い髪を作り出しています。「毛包幹細胞」では毛母(毛母細胞)を作り、「色素幹細胞」ではメラノサイトを作り、メラニンを形成しています。

 

髪の毛はもともと、分裂して発生した当初は黒ではなく白い色をしていますが、メラノサイトのチロシナーゼという酵素を原料にして髪の毛にメラニン色素が浸透し、黒く変わっていきます。つまり、この「メラノサイト」という細胞の機能が加齢によって低下していくことが、白髪発生の主な原因と考えられるのです。

 

 

白髪になる原因3つ

 

 

では、前述の加齢による原因も含め、白髪になる原因を3つ見ていきましょう。

 

 

■加齢

 

年齢を重ねていくにつれ、身体全体の細胞が老化します。すると、もちろん色素を作る細胞も老化するため、色素細胞(メラノサイト)やそれに伴う器官の働きが加齢とともに低下し、「チロシナーゼ」という酵素がメラニンを酸化させて褐色の色素に変える働きが弱まったり、止まったりしてしまうのです。色素によって染まらなくなった髪は、黒くならず発生したときの白い(透明な)まま成長してしまいます。

 

 

■栄養不足

 

白髪になる原因として、栄養不足も忘れてはいけません。髪の材料となるタンパク質(アミノ酸)、細胞に酸素を運ぶ「鉄」、メラニン色素の生成に関わる「銅」を筆頭に、タンパク質・脂質・糖質といった重要なエネルギー源の代謝に関わり、細胞分裂に重要な役割を果たす「亜鉛」や、メラノサイトを活性化するのに関係する「カルシウム」、亜鉛と同様、タンパク質・脂質・糖質のエネルギー代謝に関係する「ビオチン」などが不足すると、白髪になりやすくなってしまいます。

 

 

■ストレス

 

昔から、強い精神的なストレスにさらされると白髪になったり、白髪が増えたりするとされ、おとぎ話や歴史の中でもよく語られています。これにはちゃんとした理由があり、ストレスによって自律神経の働きが乱れることで、実際に白髪が増えてしまうのです。

 

それは、ストレスによって自律神経の働きが乱れると、髪を黒く着色する「メラノサイト」をはじめとする諸器官が正常に働かなくなり、着色されていない状態の白い髪がそのまま育ってしまうことによります。そのため、真っ黒だった髪が一晩で白髪になる、という現象が現実に起こることはさすがにありませんが、強いストレスを受けた後、数カ月後に白髪が増えるという現象は事実として起こっているのです。

 

ストレスが原因で白髪が増える理由にはもう一つの説があり、ストレスによって免疫機能がダメージを受け、免疫の仕組みが一部壊れてしまうのが原因ではないか、とも言われています。免疫機能に何らかの大きな負荷がかかったとき、バルジ領域のメラノサイトを作る「色素幹細胞」が最初にダメージを受けて壊れてしまうのではないか、ということです。

 

いずれの説でも、ストレスによってメラノサイトや色素幹細胞など、髪の毛を黒く着色する領域に何らかの異常が生じたため、髪の毛が着色されず、白いまま育って白髪になってしまう、という点は変わりません。

 

 

白髪防止のポイントは5つ

 

 

では、上記をふまえ、白髪を防止するためのポイントを5つ見ていきましょう。

 

 

■頭皮環境を整える

 

髪の毛に十分栄養が行き渡らないと、髪の毛がうまく着色されません。そこで、適度に頭皮マッサージをしたり、シャンプー後は濡れたまま髪を放置せずにしっかり乾かしたりして、頭皮の環境を整えましょう。

 

 

■シャンプーを変える

 

シャンプーやトリートメント、美容液なども白髪予防を意識したものに変えるとより効果的です。例えば、潤いを守りながらも頭皮の汚れを取り除くことができるシャンプー・コンディショナーに切り替えたり、スカルプローションや育毛剤も併用したりしましょう。

 

髪に栄養分を十分に与えるとともに、必要なものを落としすぎないことが大切です。洗浄力が優しいアミノ酸系シャンプーなどを使うのも良いでしょう。

 

 

■栄養バランスを整える

 

上記でご紹介したように、黒い髪を作るために必要な栄養素としては「タンパク質(アミノ酸)・鉄・銅・亜鉛・ビタミンC・カルシウム・ビオチン」があります。これらの栄養素を意識的に摂取するとともに、バランスの良い食生活を心がけましょう。

 

 

■有酸素運動

 

ウォーキングやジョギング、水泳、サイクリングなどの有酸素運動は、全身の血行を良くして老廃物を流し、頭皮や髪の毛にも酸素と栄養分を十分に行き渡らせることができます。また、ストレス解消にも役立ちますので、ストレスによる白髪の防止にも効果が期待できるでしょう。

 

 

■睡眠

 

良質な睡眠をとると、成長ホルモンがたっぷりと分泌され、髪の成長や新陳代謝を促します。とくに、眠りについてから3時間の間に成長ホルモンが分泌されると言われているので、この時間に質の良い睡眠をしっかりとるのが良いでしょう。また、睡眠もストレス解消に効果的なほか、十分な休養が体調を改善するのにも役立ちます。

 

 

まとめ

白髪になるのは、髪を黒くするメラノサイトという細胞の機能が衰えるためです。加齢は変えられませんが、頭皮環境の改善やシャンプーの見直し、生活習慣の改善などでメラノサイトを活性化し、白髪を防止しましょう。

 

 

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